進化は必要。けど、変化を愛そう。

さまざまな事が便利になり続けている。

スマートフォンがあれば大抵の事は出来る。
連絡、検索、買い物、電車の乗り降り…

助かっている事も多い。

AI、DX、NFTなどさらに便利さは進んで行く。

手に取った雑誌にドバイが目指す未来都市のイメージが載っていた。

もうよくないか?

正直、そう呟いてしまった。

本来の生活の拠点である地面の上からどんどん離れ、
高い場所で暮らす。

本来の姿である森林は切り倒され、
綺麗に整備され、整列した木や建物が並ぶ。

人間は「便利さ」「快適さ」を言い訳にして、
何を目指すのか。

私は正直、分からなくなって来た。

サラリーマンだった頃によく耳にした言葉。

【コンフォートゾーン】

それを当時は「ぬるま湯(心地いい状態)」と表現され、
進化しない奴、努力を怠っている奴。いう解釈で使われていた。

進化を続け、便利さを追求し続けるのが正義だとしたら、
現在の私はまさにコンフォートゾーンにいる。

もうよくないか?にいる。

ふっと、考えた。

自分の子供=未来の大人、未来の子供に残すべきなのは果たして止まる事のない便利さの追求なのだろうか?

地面に寝っ転がったら気持ちいいよ。
たまには裸足になってみたら?
森林で遊ぶと面白いよ。
川の水って冷たいよね。
夏の日陰って気持ちいいね。
夜って真っ暗で星が見えるね。
やっぱり、月の明かりって明るいね〜

未来の大人はこんな会話をしなくなるのかな?

私達が子供も頃から現在まで物凄いスピードで世の中は進化して来た。

でも、おじいちゃん、おばあちゃん、自然、田舎…
が、たまに何気なく教えてくれた事が心に残っている。

子供達に残すべきは便利さではない。
現在の便利は未来の不便かもしれない。

子供達に残すべきは感性だ。

自然から感じる力、自然を想う心。
自然はやはり偉大だな。
便利さとは逆方向の良さってあるな。

そう思う未来の大人が増えたらいいな。と思う。

進化進化。はもういいよ。

自分にとって。
住む町にとって。
子供にとって。

私は私の手の届く範囲の「必要な変化」とゆっくり向き合って行く。

新しい感覚【イマジネーションアウト】

今年も淡路島で大好きな人達の田植えに参加した。

ぬかるんだ土に入り、泥だらけになり、
小さな苗を1つずつ植えて行く。

苗が段々と列を成して行く。

昔から行われて来て、今でも伝承されている田植えという小さな丁寧な連続する行為はやはりどんな年齢、職業、立場の人であろうと「人を人に戻す。」と毎回思う。

今回も素晴らしい陶芸家、職人さんとの時間を味わった。

その中で現在の世の中に必要な事が言葉として降りて来た。言語化出来た。

2022.6.19時点でこの表現を使う人は私しかいない。

世の中に必要なマーケティング要素として、
【プロダクトアウト】と【マーケットイン】は既にマーケティング初心者すら簡単に口にする誰にでも分かる耳慣れした言葉だ。

でも、私は今の世の中に必要な事は【プロダクトアウト】と【マーケットイン】という言葉が持つ需要と供給の順序の概念ではなく、

【イマジネーションアウト】

したいが先行し、先出ししたくなる熱量が必要だと思う。

で、先出しして、具現化出来た時には既にファンや理解者からは「あ!あの前に言ってたやつ!」となり、
いちいち多くを語る必要はなく、自らは次に向かっている状態こそが「現在の世の中で最高の姿勢」だと降りて来た。

いかに自分を常に【イマジネーションアウト】の状態でいさせてあげられるかはピュアさ、熱量、探究心がシンクロしていないと実現出来ない。

だからこそ、常に「感覚を語る」「常に現在あるイメージを先出しする姿勢」は思考が深く、嗜好性が高い人ほど必要になる新たな概念だと降りて来た。

時代は【イマジネーションアウト】出来るかに入ったと私は思う。

本当の情報弱者は誰だ?

最後のブログを書いたのがちょうど約1年前。

最近、出逢って親しくなった方は「ブログしてたの?」という位かもしれない。

本当にいい出逢いに沢山恵まれている。

行政から公民連携特定事業者として委託されている子どもの為の複合型施設の経営。

神奈川県が有する大自然の森林8割の山北町のPRを主軸としたふるさと納税包括支援業務の締結。

多数の面白い企業の経営参画、取締役。

その中で最近、よく思う事がある。

『情報化社会』という言葉が馴染んで既に20年以上。
1990年代半ば以降インターネットや携帯電話の普及に伴い、情報化社会と言われ、概念的には1960年代前半にまで遡るとされている。

【Facebook】
創業2004年2月4日 (18年前)

2006年9月26日以降は一般にも開放。
日本語版は2008年。
2012年ユーザー数は10億人を突破。

【Twitter】
創業2006年3月21日 (16年前)

日本語版は2008年。
2019年アクティブユーザー数は3億3000万人。

【Instagram】
初版2010年10月6日(12年前)

日本語版は2014年開設。
2012年アクティブユーザー数は12億人を突破。

まだまだこれから新しい何かは次々と生まれる。

その中で本当の情報弱者は誰なのだろうか?
そんな事を最近よく考える。

情報弱者とは…『情報の探索や評価のための基礎的な知見や能力が乏しかったり、情報機器の基礎的な理解や入手、操作が困難だったり、メディア環境や通信回線などの情報インフラが貧弱な事』

これが「情報格差」を生むらしい。
ふーん。という感じだ。

確かに世の中は便利になり続けている。
今まで知らなかった事が調べたらすぐに分かる。

だからこそ、
みんなすぐ調べるし、すぐ他人の評価が分かる。

そこで判断をし、また誰かの判断材料の一部になる。
それを繰り返す。

情報が溢れる便利なツールにはその情報を正しそうに思わせたり、はたまた間違っているかの様に思わせたりする誰かが書き残した「らしい。」しか貯まらない。

そして、ある特定のツールに頼れば頼る程、
実は情報は偏って行く。

「良さそうに見える。思える。」
「イマイチそうに見える。思える。」

好きだと思って調べたら好きに感じる。
嫌いだと思って調べたら嫌いに感じる。

そんな曖昧な勝負をまさに情報をコントロールしながら日々努力している企業や人物がいる。

だから、最近本当に

情報に左右されないで生きてきた年配の方々は強いなぁー。

情報に左右されないで生きてきた職人の方々は強いなぁー。

と思う。

まさにブレずに他者評価を気にする暇や方法すらなく、己を信じて生きて来た強さがある。

ツールを巧みに使って情報を集める人が情報強者で、
ツールを使えず、使わずにいる人が情報弱者なのだろうか?

本当の情報は人から人にしか伝わらず、
本当の評価は人にしか貯まらない。

情報化社会が当たり前の世代の私達は今後どんな生き方をして行くと面白いのだろうか?

私は私の思う「良い」を選ぶしかない。
私は私の思う「ダメ」をやめるしかない。

本当の情報弱者は誰なのだろうか?

私は人に貯まった情報で生きているタイプだ。
私は人に貯まった評価で活かされているタイプだ。

情報に捉われると誰かの評価をベースに「良さそうに見える。思える。」「イマイチそうに見える。思える。」

そんな歳の取り方はたくないなーと常々思う。

私の実感性を育てたい。
私の実体験を育てたい。

ヒトがヒトを呼ぶ。

先日、淡路島に素敵な場所がオープンした。

和泉侃が自らの商品を伝えるLAB。
和泉侃は自ら植物を選び、蒸留し、フレグランスを完成させるアーティストだ。
リーガロイヤルのロビーの香りなどを手掛けている。

彼のアーティスト活動に身近で関われている事を嬉しく思う。

その彼の素敵な場所で素敵な方に出逢った。

淡路島を代表する窯元、 樂久登窯 (らくとがま)の西村さんとゆっくりお話をさせて頂いた。

素晴らしい感性と人間性に惹きつけられた。

作品作りの話の中で西村さんはこう話してくれた。

その時の自らの感覚×山から削り出す土=作品

すべては現象と現象のぶつかり合い。

しびれた。

まさに本質だと感じた。

モノづくり、アーティスト活動のすべては

すべては現象と現象のぶつかり合い。

そうあるべきだと思った。

何かに寄せに行く。

ではなく、

すべては現象と現象のぶつかり合いを感じる事。

私の仕事もまさにそうだと日々実感している。

面白い際立つ才能を持つ誰かに
私自身の感覚が反応し、際立つと、
何かが始まる。

まさに現象と現象のぶつかり合い。

私はそれを

その時の自らの感覚×才能溢れる誰か=志事
としている。

西村さんとお話しさせて頂いた時間はエネルギーに溢れ、何かを予感させ、温かかった。

これも自分の身近にいる感性豊かな和泉侃がくれたGIFTだと思った。

人間性や感性は似た者同士には連鎖する。
響かない人もいれば人生が変わる人もいる。

だからこそ、出逢いは面白い。

私にとっての『現象と現象のぶつかり合い』はまだまだ続く事が有難い。

新店舗おめでとうございます!!

お久しぶりです。

今回の騒動の中で様々な不安、決意が生まれ、
本当に多くの想いが駆け巡ったと思います。

その中で多くの企業が今迄の当たり前が当たり前ではなくなり、自らの指針を失ってしまった気持ちになったかと思います。

頭では「やるしかない!」「なんとかしなきゃ!」と思っていても、心がついて行かない…。

どうしても去年までの売上、客数、やり方に固執してしまい、思うように切り替えられない…。

そんな企業や経営者も多かったと思います。

去年までの売上、客数、やり方が戻って来る事はこの先しばらくはありません。

去年までの当たり前が当たり前に戻る事はこの先しばらくありません。

でも、

今迄の積み重ねの中で身に付けた技術や楽しむ心が失われてしまう事はありません。

現在、あなたは新店舗を立ち上げたのです。
現在、あなたはまた1からのスタートです。

比べる売上、客数もなく、
型に決まったやり方もありません。

今迄のファンは失ってはいませんが、
今迄のファンの方が少し行きづらい、
ちょっと今迄のエリアから離れた場所で、
今迄よりも少し小さなお店を始めたのです。

また気持ち新たにご近所に挨拶も必要でしょうし、

「元気にしてますよ!近く来たら寄って下さいね!」という前向きなエネルギーも必要でしょうし、

なんなら出前もしますし、通販も始めましたよ!

という新しいチャレンジも必要かもしれません。

つまり、あなたのお店や会社は新しいスタートをこの機に動き出したのです。

「今まで通りに行かない…」
「前のままだったらこんな事には…」

そんな事を言っている暇もなく、

新しい場所でお店を始め、
今迄のお店を始めたいつかのあの時のように、

毎朝少しだけ早く起きて、
ワクワクしながら仕込みをして、
ヨシッ!と気合いを入れてのれんを掛けて、
入って来たお客様を全開の笑顔でお迎えする。
そして、反省と満足感を持ち1日を終え、
明日の為にリラックスして早く良く眠る。

その毎日がまた始まったのです。

色々な想いや不安はあると思います。

ただ、積み上げた信頼や努力は消えません。

また新しい心持ちで新しい決意で新しいチャレンジを楽しみましょう!

それが何より楽しい日々になると今迄積み上げて来たあなたやあなたの仲間は知っているはずです。

新店舗おめでとうございます!!
新装開店おめでとうございます!!

その気持ちがあなたをまたやり甲斐へと導きます。

心からの応援を込めて

株式会社GIFT Corporation
代表取締役
池田有志

ライスワークとライフワーク

今回の事で沢山の人や企業が「進化」を求められています。

何かが戻り始めたというよりは何かが変わり始めたと感じている人が多いかもしれません。

今から沢山の企業のEC化(通販参入)、宅配化、テイクアウト、簡素化、卸業化、専門化が進みます。
今までと違う流れでビジネスを生み出し、収入形態を変化させる為です。

その中で新しいモデルケースとなる対象が生まれ、「革新的!」と注目を浴び、もてはやされ、それを模範とし似せた物へと導く多くのアドバイザーが生まれます。

ここで気付くのです。
「進化」「変わり始め」「過渡期」と言われながらほとんどの人、企業の実情は従来の流れを繰り返しているだけ。

「新たに流れ始めた流れに乗らされただけ」

では何が必要なのか?

それは「ライスワーク(食べる為の仕事)」と「ライフワーク(生き方を表現した仕事)」を自分なりに明確にする事です。

少し耳慣れのしない 嫌な言い方かもしれません。

もちろん最高な形はすべてが「ライフワーク」な生き方です。

しかし、資本経済が主軸な現代ではやはり「仕事」と「仕事以外」と概念上分けている人が大多数を占めます。

私は新卒の頃に「仕事」と「その他(プライベート)」に分けて来る様にセットされました。

しかし、独立した現在はその概念上の分け方は存在していません。

好きなスタイルで好きな仕事を出来ている。
これが本当にとてもラッキーでした。

「ライスワーク(食べる為の仕事)」が主体な人や企業は「ライスワーク(食べる為の仕事)」をする人や企業に引っ張られ、巻き込まれます。

一方で【ライフワーク(生き方を表現した仕事)】を主導とした人、企業はお互いのスタイルを明確にしながら成果や喜びを感じます。

そしていつの間にか【ライフワーク(生き方を表現した仕事)】をして来た人や企業が「ライスワーク(食べる為の仕事)」をして来た人や企業を導く時代が来ています。

「代々継承して来た伝統」
「昔ながらの製法」
「従来の商い方法」

などを意識しながらも

「デザイン」
「バズり」
「販売促進方法」

のみを固執してしまった人や企業はやはりどんな試行錯誤をして、どんなアドバイザーを招聘して、何十回と会議を繰り返しても、「ライスワーク(食べる為の仕事)」へと進みます。

いつまで経っても【ライフワーク(生き方を表現した仕事)】との合点がつかないのです。

つまりは、

好きなようにしながら、
好きな人に囲まれて、
好きな事だけで誰かの役に立っていて、
次々とアイデアが生まれ、
また誰かの役に立ち、
また誰かを好きにしてしまう人。

それが最強。という話しです。

誰かから見た、他社から見た暫定的な順位に縛られる必要は実はないのです。

その為には【ライフワーク(生き方を表現した仕事)】を見つける必要があります。

【ライフワーク(生き方を表現した仕事)】を主導とした人、企業が「ライスワーク(食べる為の仕事)」をして来た人や企業を導く時代。

その革命を前に自分、自社には何が出来るでしょうか?

自らの【ライフワーク(生き方を表現した仕事)】とは何をして、誰の役に立つ事でしょうか?

多くの生産者、モノづくり企業、サービス業が「ライスワーク(食べる為の仕事)」から抜け出し、【ライフワーク(生き方を表現した仕事)】によりファンと繋がる時代が始まったばかりです。

今から何を感じ、誰と本気で向き合い、覚悟を持って、良いエネルギーを放って、何を始めるかが重要です。

【価値の集約化】は進む

前回の記事
「◯◯ない◯◯がある人」

「◯◯ない◯◯がある人」

こちらへ物凄い反響を頂きました。

ちなみに◯◯には両方とも漢字2文字が入ります。
奇想天外な切り口の回答やクレームに近い「分からないわ!」みたいな連絡に笑いました。

みんな考えてくれるなんてやはり素敵ですね。

正解知りたい方は「飲みましょう!」と書きましたがなかなか飲むのも難しい感じの状況ですね。

ちなみに私はほとんど引きこもっていて、
同じ方ばかりとしか会いません。

多分新規の人にお会いするのは2ヶ月に1人あるかないかの生活スタイルです…

そんな状況の中でみんなそれぞれ色々と考えていると思います。

私が強く感じているのは【価値の集約化】です。
この【価値】が実は変わりつつある状況。

それぞれが何を大切にするか。
何への優先順位を上げるか。
が知らない間に高まっています。

私の大好きな飲食業、観光業、宿泊業は
業界としての大ダメージです。

ただ、やはり強いのはファンがいたお店、企業です。

「美味しい物を食べたい。」
「誰かを喜ばせたい。」
「自分へのご褒美。」

そう考えた時、みんなそれぞれ知らず知らずのうちに好きなお店、好きな旅館を思い出すからです。

つまり、
駅前で何となく入ったお店。
人気だからと行ってみたお店。
価格で選んだお店。
出張で利便性で決めた宿。
などは【価値の集約化】の中では優先順位は高まりません。

立地、ネームバリュー、低価格、利便性

ではない価値が必要な状況です。

この状況化でお客様が行きたくても行けないお店、宿はたくさんあります。

大切なのはお店、宿側から
「なんとか気持ち前向きにやってます!」
「また落ち着いたら来て下さいね!」
そうアプローチ出来たらお客様は嬉しいのです。

大変な側であるお店、企業側から「自分達を大切にして下さる人」が思い浮かぶかどうか。

現在、しなければならないのはその人達を気にかけ、前向きな姿勢をお伝え出来るかどうか。

今後さらに世の中の【価値の集約化】は進む。

それぞれが持つ価値に寄り添い、
それぞれの持つ価値を温めていく。
そして、寄り添い、大切にしてくれる人と真摯に正直に向き合っていく。

それが出来る人、お店、企業は迷う事はない。

「◯◯ない◯◯がある人」

大きな出来事が何かが変わり始めている。

目まぐるしい変化の中でどう進化出来るかが問われている。

こういう時は「誰かの発言」に注目が集まる。

堀江さん、西野さん、芸能人、メンタリスト、占い師…

みんなが「誰か言った事」を気にする。

そんな中で私も気になって「誰かが言った事」を思いっきり過去に遡って検索してみた。

そう!
あの◯にゃんこ、◯KBを生んだ◯元康が答える

【残るアイドルの共通点】

どんなアイドルが成功を掴み、それを持続させるのか。
何故かこのタイミングでそれが気になってとことん調べてみた。

その答えに辿り着く前に私の仮説を整理した。

「素直派?」or「我が道派?」
「敏感派?」or「鈍感派?」

私の仮説は共に後者。

そして、彼が言う【残るアイドルの共通点】は…

「なるほどね。」という答えだった。

比較されない。
比較しない。
ブレない。
気にしない。
内から来る説明出来ない感情。

これをトータルで言い表した

「◯◯ない◯◯がある人」

他にも彼は「“カルピスの原液”を作れ」とよく言うと答えていた。

その理由は原液があればアイスにもキャンディーにも加工したい人が次々に現れるから。と言う。

確かに分かり易い。

つまりは単純に言えばよく聞く
自分自身がどんな意識でどう行動するか。

それが自分の味、キャラ、嗜好性が濃いか、薄いか。

他人から言われたり、聞いたり、影響されている要素ばかりならば薄くなるのは当たり前。

ただし、濃いからいい訳でもない。

その味が自分好みで毎日でも食べたくて自信があるかどうか。

◯元さんが大昔にサラッと答えていた
「◯◯ない◯◯がある人」

これが知りたい人は飲みでも行きましょう。

思考を巡らせて、嗜好性のある話をしましょう。

現在は多くの国や企業や人にとって大変な時期なのは間違いない。

でも、だからこそ考えてみよう。

【残る企業の共通点】
【残る人柄の共通点】

そこを自分なりに考えて、自分自身に問いかけてみよう

現在の先にあるワクワクや楽しみは自らが生み出すしかない。

「誰か言った事」に左右されるよりも、
「自分が言える事」にもう一度集中してみよう。

そして、「自分がすべき事」に前向きに取り組み意志を出そう。

そこに答えはある。

「◯◯ない◯◯がある人」

きっとそんな人の事を言うのだと私は思う。

独自指数の持つ価値

現在、大きな社会問題が世界中に広がっている。

飲食業、宿泊業、観光業、卸業、人材派遣業

社会経済を回していたほとんどの業界が客数が減り、集客方法に困惑し、打つ手が取れなくなっている。

マーケティングの天才が生み出した

『差別化の8要素』
1.立地
2.規模
3.ブランド力(認知度)
4.商品力
5.販促力
6.接客力
7.価格力
8.固定客化力

1~3を戦略的差別化=すぐに変えられない
4~8を戦術的差別化=企業努力で変えられる

これ正にマーケティングの真髄であり、
どの業種、業態にも適合している。

しかし、

今回の様な「想定外」の出来事が起きた場合、
きちんと本質的に対処出来る経営者、コンサルタントはほとんどいない。

「今は仕方ない。」「出来る事をやるしかない。」

つまり、マーケティング手法はほとんど使えない。
なぜなら社会の流れに乗るしかない人、企業が多く、対処策ばかり考えてしまい、展開策がない場合が多いからだ。

では、現在は何を考えるべきなのか?

それは「自社独自の指数を把握する事」にある。

弊社は有難い事にほとんど今回の影響を受けていない。
それ以上に欧州とのやりとりの中で依頼が増えている。
それは自社特有の指数化を意識し、常に独自指数に影響する仕掛けを続けていた要因もある。

例えばどんな事を指数化して把握しておくと良いのか

自社直卸率
無稼動売上高
自社業態付帯サービス売上
(切り出せるサービスや商品)
単価別定着顧客数
永続的注文金額
(顧客に切られないサービスや商品)
自己投資可能金額
情報収集費
アウトソーシングによる無稼動可能時間
ストレスフリー顧客数
仕事関係投稿反応率
プライベート投稿反応率
固定理解者、ファン率

この様に正直、何でもよく、何でも数値化しておく。

そうすると今回の様なイレギュラーな事態の時にどの指数を活用して、どの指数と掛け合わせるかが把握出来、
独自のアプローチや観点が見つかる。

それをマーケティング手法を掛け合わせる。

独自の指数や価値観を持たない企業がいくら時流に合わせて、コンサルタントに言われ商品開発、販売促進をしても結果は出ても永続性は低く、腹落ちする年数も短い。

また、突然訪れた社会現象の前には判断基準がなく、太刀打ち出来ない。

つまり、
「他人、他社から意味ないと見える事」
「自分、自社が腹落ちしている継続すべき事」

ここにチャンスを見出したいのであれば自らが「独自指数化」し、継続し続けているしかない。

それが自分、自社の価値の存続へと関わる。

素晴らしい経営者、企業は世の中に沢山存在する。
それは立地、規模、ブランド力(認知度)では計り知れない。

でも、結局マーケティングの力で知らず知らずに顧客もそちらに流されて行く。

この新しい技術、才能が出現し続けている現在の中で自分の判断基準をどこに持つか。を私達は問われている。

流されて「いい」と感じるか。
独自の観点で「好き」と想うか。

全ては自分の「独自指数」で変わる。

今こそ、自分、自社を深く見つめ直し、
「やるべき事」「必要とされている事」に喜びを持って取り組みたい。

【キャラ力】を極める

最近、数多くの「これどうしたら良くなると思う?」を頂く。

異業種からのホテル経営
空き施設活用
Bto CメーカーからBtoBへの脱却
老舗旅館のこの先10年の構想
多店舗エステサロンの新規業態
独立したい方の相談
事業展開のリニューアル相談

書けば書くほど「私、何してんの?」となる。

でも、実は仕事内容は一貫している。

私に「これどうしたら良くなると思う?」と来るすべての仕事に必要なのは

【コンセプト設計】
【哲学の明確化】

この2つ。

私はこの2つを構築する力がたまたまたけている。

「こんな事大事にしたい。」
「これを忘れたくない。」
「これを伝えていきたい。」
「ね、そう思ったら面白くなりません?」

で、どんな人でどんな思考性で誰が大事で何が好きなの?

ここが重要。

この中に大切な大切な糸口がある。

こんな要素を抽象化、言語がするのが得意。
そこにご依頼を頂けば頂くほど、

今まで感じていた事がスッと閃いた。

新卒で入社した会社を辞めても仲良くしてくれている同期、先輩、上司はみんなめちゃくちゃ活躍している。

その時代の上司から辞めてから言われた事がある。

「有志をマネージメントは出来ない。最初からマネージメント不可能って割り切っていたよ。」

そう言われた時に
「なんと有難い。」
「なんと迷惑。」
「なんとバレバレ。」

と我ながら呆れたし、その方の度量に感謝した。

そして、「西田二郎」と出逢って腹落ちした。

二郎さんの世界観は二郎さんで出来ていた。
きっと彼もめちゃくちゃ変わった若手だったはず。

私はとにかく二郎さんに対して

「こんなコラボや切り口は面白いだろうな。」
「ここが二郎さん必要としてるかも。」
と勝手に考えて、勝手な熱量で繋いだ。

すると、やはりそのすべてを「西田二郎」は西田二郎ワールドでエンターテイメントにしてくれた。

私の勝手な言い方にはなるが【キャラ力】

自分の性格や思考性や判断基準がキャラ化している人。

むしろ、それしか出来ないのにその「キャラ」の中で様々なアプローチでStyleを組み替えられる軸のある変幻自在の人には無敵な強さがある。

誰かにヘタクソに合わせたりしない。
うっすい上辺を演じない。
噛めば噛むほど。
人間味があり奥深い。

気付いたらそんな人ばかりが周りにいた。

つまり、「一貫性のあるキャラ」

これが実は現在の企業や人に大切な「コンセプト設計」「哲学の明確化」に連動すると感じた。

だからこそ、企業も「キャラ」を楽しむ方がいい。

「〇〇っぽい人ってどんな人?」(採用)
「〇〇っぽい伝え方ってどんな感じ?」(PR)

ここにこそ

「コンセプト設計」や「哲学の明確化」になる要素がたくさんある。

だから、みんなが私に対して「これどうしたら良くなると思う?」と聞いてくれる。

【キャラ】にある

「訳分からないけど本質を言語化する面白いやつ」で認知し、遊びをくれる。

大人のなぞなぞみたいなもんだ。

私の「キャラ」を見極めて需要してくれた仲間や上司に感謝したい。
私の「キャラ」を引き出し、興味を持ってくれる企業や人に感謝したい。

そして、私は西田二郎のような大人の地で真っ直ぐ行くエンターテイナーと面白い事がしたい。

まだまだ面白い!