先日、淡路島に素敵な場所がオープンした。
和泉侃が自らの商品を伝えるLAB。
和泉侃は自ら植物を選び、蒸留し、フレグランスを完成させるアーティストだ。
リーガロイヤルのロビーの香りなどを手掛けている。
彼のアーティスト活動に身近で関われている事を嬉しく思う。
その彼の素敵な場所で素敵な方に出逢った。
淡路島を代表する窯元、 樂久登窯 (らくとがま)の西村さんとゆっくりお話をさせて頂いた。
素晴らしい感性と人間性に惹きつけられた。
作品作りの話の中で西村さんはこう話してくれた。
その時の自らの感覚×山から削り出す土=作品
すべては現象と現象のぶつかり合い。
しびれた。
まさに本質だと感じた。
モノづくり、アーティスト活動のすべては
すべては現象と現象のぶつかり合い。
そうあるべきだと思った。
何かに寄せに行く。
ではなく、
すべては現象と現象のぶつかり合いを感じる事。
私の仕事もまさにそうだと日々実感している。
面白い際立つ才能を持つ誰かに
私自身の感覚が反応し、際立つと、
何かが始まる。
まさに現象と現象のぶつかり合い。
私はそれを
その時の自らの感覚×才能溢れる誰か=志事
としている。
西村さんとお話しさせて頂いた時間はエネルギーに溢れ、何かを予感させ、温かかった。
これも自分の身近にいる感性豊かな和泉侃がくれたGIFTだと思った。
人間性や感性は似た者同士には連鎖する。
響かない人もいれば人生が変わる人もいる。
だからこそ、出逢いは面白い。
私にとっての『現象と現象のぶつかり合い』はまだまだ続く事が有難い。