海外進出を楽しめる企業を増やしたい。
それはGIFTがテーマにしている事の一つでもある。
日本語が卓越し過ぎている(語り合うの大好き)の私にとって、
「心意を多様なボキャブラリーで語り合う」そのスキルが足りない英語もイタリア語も得意ではない。
でも、海外の仕事をしている。
多くの外国の方から相談が来て多くの外国の方と会う。
もちろん語学は出来た方がいい。
ただ、確信している事がある。
ある一定レベル以上の話をしに来た方は語学を越えた「人間味」を必ず見ている。
高いレベルで有れば有る程、その点を大切にしている。
「相手の振る舞い」「話を聞く姿勢」「言語が違えど話し方、目線」
そこから相手の「人間性」を見てる。
それは日本人同士でも同じだ。
どんな能力があり、実績・権力があっても
「連絡を返さない。」
「人の話をきちんと聞かない。覚えていない。」
「相手を尊重していない。」
これは表面上だけ相手を騙せても、深い信頼関係は生まれない。
ある一定上になると対峙する相手も馬鹿ではない。
相手を見下すと馬鹿を見るのは自分だ。
私は外国の方と語り合うのは好きだ。
それは【ストーリーを語っている人はイキイキしている】からだ。
自分がして来た事を堂々と語る人はどの国の国籍であれ凛としている。
海外に出る事を躊躇する企業は沢山ある。
海外を信頼せず、なぜか下に見ている経営者も沢山いる。
相手が調子の良さに流されて騙された人もいるだろう。
相手の心理が掴めず破談になった話もあるだろう。
でも、そこに上も下もない。
どんな「人間か。」
ただそれを見極める力があるかないかと言える。
有難い事にはGIFTには長く外国に住むメンバー達がいる。
彼らは自分の生まれ故郷ではない場所で【自分自身】を証明し、信頼されている。
その彼らの姿勢に騙す人も中途半端な人も寄ってこない。
だから、私達は海外進出を楽しめる企業を増やしたい。
日本人の持つ「尊重した姿勢」「イキイキしたバイタリティ」
この2つで世界と自分の世界を面白くしたい。
【すべては人に始まり、人に終わる。】
古臭くても私達はそんな会社でありたい。